ベネフィットはマーケティングに必須!? その理由やメリットとの違いを解説!

ベネフィットは マーケティングに必須!? その理由やメリットとの違いを解説!

マーケティングやビジネスの世界に身をおいていると「ベネフィット」という言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

とはいえ、

「ベネフィットってそもそも何?」

「メリットと何が違うの?」

「どんな種類があるの?」

「なんでマーケティングに必要なの?」

と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

この記事ではそんな疑問を解決するために「ベネフィットとは」「具体例」「メリットとの違い」「ベネフィットの種類」「マーケティングでベネフィットが必要な理由」を網羅的に解説しています。

本記事を読めば、もうベネフィットの意味で困ることはなくなります。

ぜひ最後まで読んでベネフィットの重要性を理解してください。

感情を動かすベネフィットライティングとは?

ベネフィットとは

ベネフィットとは

ベネフィットとはマーケティング用語で「利益」「恩恵」「便益」のことを言います。

具体的には「商品やサービスを購入して得られる未来の感情」のことを指します。

たとえば、美容院で髪を切りたい女性は髪を切ることだけが目的で高いお金を払うわけではありません。

今の髪型からもっと綺麗にしてもらってイメージチェンジをすることで得られる未来の感情にお金を支払っています。

「気になる異性に褒められたい」

「SNSで新しい自分をシェアしたい」

「失恋を振り切りたい」

「自分を振った元カレを見返したい」

など。

その先の感情を人々は求めているのです。

その感情を言葉で表現するのが「ベネフィット」です。

ベネフィットの具体例

ここではさらに踏み込んでベネフィットの例をご紹介します。

マーケティングの世界でベネフィットと言えば用いられる代表的な例に

「ドリルを売るな、穴を売れ」

という格言があります。

これは、ドリルを購入する人はドリルそのものではなく、穴を開けたくてお金を払っているというたとえです。

その他、ちょっと高いミネラルウォーターも普通に売れば価値は生まれませんが、

「この水は代謝をよくして健康を促すことのできる効果があります」

など、その先の未来を提示できれば説得力が増します。

また、ベンツなどの高級車はあの鉄の塊に高いお金を払うわけではありません。

普通に乗るだけならベンツである必要性もありませんよね。

ベンツを購入する人は「ベンツに乗っているというステータスを買っているのです」

具体的には

  • 人に自慢できる
  • 社会的ステータスが高い証明になる
  • ベンツに乗っている自分に自信が持てる

など。

このような未来を得られるから、ベンツという購入車は需要があるのです。

また、美容院などのサービス業でもベネフィットは大事です。

たとえば、美容院で髪を切りたい女性は髪を切ることだけが目的で高いお金を払うわけではありません。

今の髪型からもっと綺麗にしてもらってイメージチェンジをすることで得られる未来の感情にお金を支払っています。

「気になる異性に褒められたい」

「SNSで新しい自分をシェアしたい」

「失恋を振り切りたい」

「自分を振った元カレを見返したい」

など。

その先の感情を人々は求めているのです。

ベネフィットとメリットの違い

ベネフィットの話をすると混合しがちなのがメリットとの違いです。

メリットは「特徴」ですので、ベネフィットとは違います。

たとえば、ダイエットのメリットは

  • 痩せる

ですが、ベネフィットは

  • スタイルがよくなってモテる
  • 健康的になって活発な活動ができる
  • 痩せた自分に自信がつき積極的になれる

などになります。

メリット(特徴)の先に感情まで訴求するのがベネフィットです。

マーケティングでベネフィットが必要な理由

ベネフィットが必要な理由

人は「感情で行動し、論理で正当化する」生き物です。

ですので、商品やサービスを成約させるためにはベネフィットの訴求が必須になります。

感情が動かなければ、どれだけ良いマーケティング施作を行ったとしても売上にはつながらないでしょう。

逆に、ベネフィットにより顧客の感情を動かすことができれば、成約につながります。

そのため、マーケティングではベネフィットが欠かせないのです。

2つのベネフィット

2つのベネフィット

ベネフィットは大きく分類すると2種類あります。

それが、

  1. ファンクショナル(機能的)・ベネフィット
  2. エモーショナル(情緒的)・ベネフィット

です。

それぞれ解説します。

①ファンクショナル(機能的)・ベネフィット

その商品やサービスの基本的な機能に付随するベネフィットのことです。

たとえば、価値や機能、効率、便利さなどになります。

デュアルディスプレイの場合の具体例なら

  • 効率的に作業できる
  • 画面が大きく見やすい
  • 仕事できそうな気がする
  • 生産性が上がる

などファンクショナル(機能的)・ベネフィットとして挙げられます。

②エモーショナル(情緒的)・ベネフィット

商品やサービスを購入することで得られる感情のことです。

たとえば、

  • 優越感
  • 幸福感
  • 名誉
  • 安心感
  • 権力

など。

デュアルディスプレイの場合の具体例なら

  • 仕事ができそうな人に見られる
  • 複数のモニターを所有している優越感
  • たくさんウィンドウを使わなく済むので安心
  • 広い空間を使うことで偉い人に見える

など。

ちょっとこじつけ感はありますが、イメージは伝わるかと思います。

要はそれを購入して、どんな良い未来の感情を得られるのか? を言語化したものがエモーショナル(情緒的)・ベネフィットになります。

ベネフィットを使ってマーケティングを加速させよう

マーケティングではベネフィットが必須です。

顧客の心を動かすベネフィットがわかれば、それだけで競合と差別化できます。

ベネフィットを見つけるには事前のリサーチを欠かすことができません。

ベネフィットを作るステップはこちらの記事でくわしく解説しているので、参考にしてください。

感情を動かすベネフィットライティングとは?

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kohei okasuji
オンラインコンテンツの価値を10倍にするデジタルマーケターです。 サラリーマンから脱サラして、フリーのWEBライターに転身しました。 自由を手にすることができたライティングスキルを発信するためにオンライン講師としても活動。 オンラインコンテンツを世の中に広めるためにマーケティングも身につけ、クライアントワークでは2億円以上の売り上げに貢献。 趣味は楽器演奏、読書、筋トレ。 プロテインはチョコレート風味派です。