女性優位な時代と男性が優位になる時代の背景とこれから 〜女性優位な時代はいつまで続くのか?〜

「女性ファーストだから」

そんな言葉を良く耳にしてきた。実際にそうだと思う。何故ならば女性は子供を身ごもり家庭を守るための掛け替えのない存在だからだ。誤解されたくはないのだが、僕は女性を尊敬している。シングルマザーの家庭で育ったし、女性の真の強さも仕事ができることも分かっている。

でも近年、女性優位な時代になってきてそれが少し過剰になっていると思うのだ。例えば女性専用車両はやっぱり男性からするとやりすぎだと思うし(間違えて女性専用車両に乗ってしまった気まずさを味わってほしい)、会社でも過剰に女性を守る風潮がある。

男性が女性をエスコートするのは当たり前だ。例えば自分の奥さんや子供や恋人をだれよりも優先することは人として当然のこと。何故ならば、昔から男性は狩りに出かけ女性は家を守ってきた。子供が出来ても男性には肉体的に影響はないけれど、女性は子供を身籠もると3年間は自由がきかない。

男が女を守るのはある意味当たり前のことなのだ。

しかし、である。それはあくまで自分の恋人や奥さんの場合である。こと職場の女性だったり政治だったり、世間が俗にいう女性ファーストな風潮はやりすぎな傾向がある。例えば、大事なポストでも女性の方が優先されたケースが実際に僕が勤めていた会社ではあった。

若くて、女性だから優遇されたとしか言えないくらいの実力の持ち主だった。なぜなら彼女は会社の権力のある男性と付き合っていて、裏で手を引いていた。まともに頑張ってきた方とすれば納得のいかない話である。

最近も飲み会で、同じ年くらいの女性と飲みにいった際に、女性の方が聞かれたくない質問を男性側に平気で投げかけ、女性に質問すると「女性に質問するのは失礼」みたいな雰囲気であった。まあ、その女性たちが勘違いした人たちだっただけかもしれないが。

日本は人口も減ってきて、この先さらに人口は減少していく。少子化が進みどんどん先進国と差を付けられていくことを考えると、どうしても保守的な発想になってしまう。そうすると女性的な考えが優位になることも納得がいく。

しかしだ、やっぱり文明が発展していき。人類が繁栄していくには男性的な発想が必要だと思うのだ。なぜならば長い人類の歴史を振り返っても歴史的な決定や判断をくだすのは大抵が男性だ。やはり狩猟を行い獲物を探し続けて家族を養うために行動してきた男性と、家で子供を育て家庭を外敵から守るために頭を使い、行動してきた女性とは脳の構造が違う。

いざという時の判断や決断はやはり男性脳の方が向いているのだ。これは私がどうこうというよりも遺伝子レベルでの話である。日本の有名な戦国武将も戦争を勝ち抜いてきた海外の大統領や首相もみんな男性である。

戦国武将が女性で人を切りまくったという話は聞いたことがない。くノ一はほとんど空想上の存在である。言葉は悪いが、美人局や枕営業は昔からあったのだ。一昔前に小保方さんがSTAP細胞を発見したといって世間を騒がせた。

蓋を開けてみると後ろで男が糸を引いていた、という結末でまた世間を騒がせた。女性1人の力では世に出れないというのも問題だか、それもまた真実である。社会の核心の部分の権力を握るのはやはり男性なのだ。

小保方さんが、潰された背景には今までの男性中心の社会が壊れてしまう可能性を秘めていたということもあるだろう。もしその構造が変わってしまったら日本は崩壊しかねないだろう。

女性が政治や社会のイニシアティブを全て握ってしまうと、全てが保守的になり今までのやり方のバランスが壊れてしまう。偉大な発明も、革命もほとんどが男性であった様に、世の中の構造を変えられると困ってしまう人がいるのだ。

だからといって私は女性を甘く見ていたり、全てを批判している訳ではない。先述した通り女性は子供を身籠もると3年は不自由な生活を強いられる。家庭を守ったり、協調性を大事にしたり、コミュニティを重んじるのも女性の方が長けている。

「全ての男は消耗品である」とは村上龍の言葉だが、男性はただ優秀な子孫の種を残して女性は子供を宿し、育てていく。男は子供さえ作ればある意味用無しなのだ。だからこそ仕事や社会では男性の方が活躍できる様にできているのだろう。

故に近年の女性優位に時代は少々やりすぎに感じている。不景気な日本の経済がどこかで従来のやり方ではダメだとなり、男性主体の社会から女性主体の社会へと移行していった。

しかし、いずれまたどこかで、頭打ちになり男性主体の時代が戻ってくるだろう。今はただ単に女性優位な時代になっているに過ぎないのだ。

これだけは言えることはそれでも女性は大切な存在であり、男性にとっては守るべき掛け替えのない存在ということ。人類は全て女性の体内から生まれてくる。ただ文明が進化していき、人類が繁栄するためには今の女性優位な時代の考えた方はやり過ぎ、ただそれだけのこと。

だからこそ、男性はもって稼いで女性を幸せにしなくてはならない。女性も働く時代とか尻に惹かれてばかりいてはいけないのだ。

愛する女性を幸せにできるくらいの男でいたいものである。

<終わり>

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