本記事ではこのような疑問にお答えします。
ライティング初心者やブログ初心者の場合、文字数は気になりますよね。
またSEOの担当者の方も同様の疑問を持つことがあるでしょう。
本記事を読めばこのような疑問は解消します。
ぜひ参考にしてください。
Contents
ぶっちゃげブログ記事に文字数は関係ない
いきなり結論からお伝えすると、ぶっちゃげブログ記事に文字数は関係ありません。
なぜかというと、SEOで上位表示される理由が文字数とは関係ないからです。
SEOは検索ニーズに応えている記事やコンテンツを上位表示させる仕組みになっています。
そのため、ニーズに応えていて、読者の悩みや検索ニーズを満たしてるのなら文字数が少なくても評価されるのです。
それだけだと話が終わってしまうので、ここからはそのロジックや長文が評価される理由などを詳しく解説していきます。
一般的には2,000文字がベター
私はSEOなどを考慮しないのであれば、「ブログの文字数は大体2,000文字くらいを目処に書きましょう」とお伝えしています。
なぜかというと、世の中の大体のコンテンツは2,000文字を目安に作成されているからです。
2,000文字というと話すと大体10分くらいです。
YouTubeの動画なども10分くらいの尺が多い傾向にあります。
これは、ひとつのトピックを説明したり、伝えたりするのに最適な量だからです。
人の集中力もこれくらいが限界ですね。
なので、しっかりとした見せ方をしたいなら2,000文字くらいは書いた方が内容は充実します。
3,000〜5,000字は必要という意見もある
しかし、SEOに関係している人の意見に耳を傾けると「いやいや3,000~5,000文字は必要だよ」という人もいます。場合によってはもっと必要という人もいるでしょう。
実はこれもあながち間違いではありません。
その理由は、前述したとおり読者ニーズを考慮した時に、そのくらいの文字数が必要である場合があるからです。
たとえば、専門性の高いジャンルの記事だと説明するのにそれ相当の量が必要になります。
そのため、SEOコンサル会社とかは企業のオウンドメディア制作のアドバイスで5,000文字以上の構成を指示することもあるのです。
Googleのガイドラインも文字数は関係ないと明記している
ブログに文字数は関係ない、という根拠にGoogleのガイドラインがあります。
実際、Googleの関係者もSEOに与える影響に文字数は関係ないと発言しています。
ここからはガイドラインに書かれている内容を紹介します。
1.記事は読者目線で執筆するべき
Googleは読者目線で書かれた記事を評価します。
その理由は、読者目線で書かれることで、どういった理由でキーワードを検索し、何が知りたいのかがわかるからです。
何が知りたいのかがわかれば、おのずと何を書けばいいのかもわかります。
SEOで大事な原理原則は読者ニーズに応えることです。
たとえば、「失恋 立ち直り」というキーワードで検索する人は、立ち直る方法を知りたいかもしれないし、同じ体験を知りたいのかもしれません。何を書けば、検索をした人が知りたい答えを返せるのかを考えて書く姿勢が大切になります。
2.読者をだまさない
当たり前のことですが、PCの向こう側には読者がいます。
信頼を失うような内容の記事が評価されるわけがありません。
たとえば、ウソを書いたりゴシップを書いたり、誹謗中傷を書いたりするのは評価が下がるばかりかペナルティの対象にもなります。
3.検索エンジンをだまさない
検索エンジンも同じく、向こう側には人がいます。
検索エンジンをだますということは、人間をだますことと同じです。
近年Googleは特に不正に対して厳しくなっています。
例えばスパムとか、不正ログインなどが挙げられるでしょう。
4.コピペNG、オリジナルコンテンツを作成する
もちろん記事のコピペはNGです。コピペが発覚すると、最悪の場合サイトごと無くなる可能性があります。
また記事の質もSEO的にオリジナルのコンテンツを評価する傾向にあります。
そのため、インターネットで寄せ集めた情報よりも、インタビュー記事やアンケート結果などが価値ある情報となるのです。
このルールを守っておくと、文字数少なくても上位表示される
上記で紹介したガイドラインのルールを準拠することで、文字数が少なくても上位表示されます。
そのため、いくら読者ニーズに応えようとして長文の記事を書いたところで、ウソを書いていたり、コピペしたりしていると本末転倒というわけですね。
逆に文字数が少なくても読者に寄り添って、価値のあるオリジナルの情報を提供していれば検索エンジンには評価されるのです。
その根拠に、文字数が140文字のTwitterが検索エンジンで上位表示されているケースは多々あります。
文字数がすべてではないということです。
上位表示されるかは読者ニーズを満たしているかどうか
繰り返しになりますが、記事が上位表示されるかは読者ニーズを満たしているかに集約されます。
現状、上位表示されている記事というのはそれだけ読者に対して価値を提供してきた証拠です。
読者目線で考えると、長くダラダラ解説されるよりも要点をまとめてコンパクトに伝わる内容を求めているかもしれません。
逆に、もっと詳しく具体的に網羅的に知りたいというニーズがある可能性もあります。
そのあたりも、すべての答えは読者の中にあるのです。
良いか悪いかを判断するのも読者。
そのため、いかに自分が書いている記事がどのような人のどのような悩みや知りたい欲求を満たせるのかを常に問うていきましょう。
その目線で次は極端に文字数が少なくても、読者ニーズを満たし上位表示されるケースを見ていきます。
天気予報
たとえば、天気予報は文字数が少なくても読者ニーズを満たすことができます。
「今日の天気」と検索する人が「天気とは一体何か」などダラダラと知りたいわけがありません。
シンプルに「晴れのち曇り」などで答えられます。
このようなケースは短くても読者ニーズを満たせる典型的な例です。
お店の営業時間
お店の営業時間で検索する人も同じです。
たとえば自分が明日のランチに行きたいお店を探していて、その店の営業時間を知りたいのに「この店のコンセプト」や「料理の材料」などが出てきても困りますよね。
営業時間を知りたい人にはシンプルに営業時間を答える。
これも読者ニーズです。
作業の手順
作業の手順を説明するマニュアルや説明書なども文字数は関係ありません。
要は作業の手順がわかりやすかったら、ニーズを満たしているので、文字数よりもわかりやすさを意識する必要があるでしょう。
このような場合は文章で伝えるより、画像に凝ってみたり、動画を挟んだりした方が効果的です。
これらが短い文章でも上位表示される理由であり、検索エンジン上のロジックでもあります。
長文の記事が上位表示されている理由
とはいえ、実際に今でもSEOでは長文の記事が上位表示されています。
実際、これからも長文が上位表示されるキーワードはたくさんあると思います。
なぜなら、読者ニーズに網羅的に答えようとすると自ずと文字数は増えるからです。
ここからは、文字数が増えると上位表示されやすい理由と傾向を解説します。
関連キーワードが多く含まれている
ひとつの記事に関連キーワードが多く含まれている場合は自然と文字数が多くなります。
たとえば「宿題」というキーワードには、このような関連キーワードがあります。
- 宿題忘れた
- 宿題アプリ
- 宿題代行
- 宿題やる気ペン
など。これ以外にも直接的には関係していないけど、間接的に関係しているキーワードもあります。
たとえば以下のとおり。
- 学校
- ノート
- 教科書
- 提出
宿題と検索している人は、学校に通っている可能性が高いですし、ノートをよく使う傾向にあるでしょう。
また、宿題をするためには教科書が必要ですし、宿題が済めば提出しなければなりません。
このようにひとつのキーワードでも、ニーズを深掘りすると関連キーワードがたくさん存在するのです。
これらに網羅的に答えようとすると、文字数は自然と増えます。
読者ニーズに幅広く応えている
ひとつのキーワードの読者ニーズに幅広く応えると文字数は増えます。
たとえば「保険」というキーワードで検索する人が、何の情報を欲しいのかは膨大な仮説が立ちます。
火災保険が知りたいかもしれないし、車両保険かもしれないし、生命保険かもしれません。
はたまた、保険会社について知りたいのかもしれないし、保険代理店や保険の仕組みを詳しくしりたい可能性だってあります。
このように、ひとつのキーワードから連想されるニーズに幅広く応えていると、長文になります。
その他「営業」というキーワードなども同じ。
内回りの営業なのか、外回りの営業なのか、報酬形態なのか、評判を知りたいのか、就職したいのか、無限にニーズは存在します。
これらの単体キーワードで上位表示を狙う記事の場合は、ある程度の文字数が必要です。
専門性を高めるため
専門性の高い記事も文字数は多くなります。
ひとつのトピックをより詳しく深く説明すると、どんどん量は増えます。
マニアックな人ほど、そのジャンルを語らせると長く話せますよね。
これと同じ。
またGoogleも記事の専門性を高く評価しています。
E-A-Tという概念があるのですが、E=専門性(Expertise)はユーザーが価値を得られる情報ということで、SEOで評価します、とGoogleが名言しています。
専門性とは、トピックに対してより具体的で深く価値を得られる情報なのか、ということ。
このあたりを重視すると長文になることが多く、かつ評価されやすくなります。
文字数の目安に困ったら競合記事を参考にする
ここまで読んで「じゃあ、短い文章と長い文章どっちがいいの?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
実際、答えは読者の中にあるわけですから、何を指標とすればいいか迷うこともあるかと思います。
そんなときは、キーワードですでに上位表示されている競合記事を参考にしましょう。
すでにSEOで上位に表示されている記事は読者ニーズを満たしていると評価されている記事です。
そのため、競合記事が2,000~3,000文字ならそれに合わせて、もっと多いなら量も調整するという形になります。
文字数をカウントできるツール
競合を分析した想定文字数を算出すると、次は実際に書いてみて今どのくらいの文字数を書いたのか把握したくなるでしょう。
その場合に、すぐに文字数をカウントできる便利なツールがありますので紹介します。
私がいつも使っているツールは【文字数カウント】というツールで、無料で使えるものです。
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
これ以外にもMicrosoftのWordにも文字数カウント機能がついています。
Googleドキュメントにも同じ機能があります。
WordPressも自動でカウントしてくれるので、これらを目安にするといいでしょう。
【結論】読者ニーズを満たしていれば文字数は関係ない
ここまで、ブログに必要な文字と上位表示される仕組みを解説してきました。
結論を再度伝えると、読者ニーズを満たしていれば文字数は関係ありません。
読者が知りたい情報が書かれており、問題が解決されたのであれば文字数が少なくても上位表示されます。
そのため、文字数を増やすことよりも、いかに読者のニーズをつかみ取るのかが大事なのです。
この辺りの意識があれば、自然と質の高い記事を書けるようになり、上位表示される確率もググッと高まります。
WEBライターとして活動したいなら2,000文字書ける基礎体力は必要
とはいえ、もしあなたが今後WEBライターやブロガーとして活動したいと考えているなら、最低1記事2,000字を書ける基礎体力は欲しいところです。
先にも述べたように、ひとつのトピックをしっかり伝えて、見せようと思えば2,000文字くらいの量は最低限必要になります。
そのため、コンテンツ作成能力を磨くためにもひとつのトピックで2,000文字を目安に書けるように、文章作成能力を磨くことをおすすめします。
参考になりましたら。
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