「今こそ、ライティング力に磨きをかけたい!」
「WEBライターに必要なスキルを身につけたい!」
「伝えたいことが伝わる文章を書きたい!」
そんな方に強くお勧めするのが「読書」です。
中でも「ライティング力」に特化した専門書を読むことがスキルアップの近道です。
「そうは言っても何を読めばいいかわからない…」という方向けにこの記事では「現役ライターがおすすめするライティング力を上げる書籍10選」を紹介します!
どの本も、僕が実際に読んで実践してみて効果があったものですので、再現性は高いです。
ライティング力が上がると表現力が上がり、コミュニケーションスキルも上がります。
また、伝えたいことが伝わりやすくなることで、人間関係も良くなりますし、仕事も上手くいきますよ。
では早速、なぜ書籍をおすすめするのかについてから解説します。
ライティング力を上げるために書籍をおすすめする理由
ライティング力を上げるにはまずはルールを知る必要があります。WEBライティングは特に、昔から卓越して文章力がある人が必ず優位というわけではありません。WEB上で読んでもらうために、色々と言葉の言い回しや構成などを工夫する必要があります。
そのコツを速く習得するにはやっぱり本でインプットするのが一番です。
なぜなら、ライティングについて書かれている専門書の著者はライティングを極めた先駆者。
やっぱり、その分野に精通した人から学ぶことで、正しく速く文章力を学べます。
さらに、本を読むことで文章力はもちろん、語彙力も上がります。一石二鳥ですね。
文章力を上げたいならその分野の本を読み込みましょう。
本は読むだけではなくアウトプットが大事
「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、本は読むだけではスキルは身につきません。
その後のアウトプットが何より大事です。
実は知識を習得するためには、読んだり聞いたりする「インプット」は3割、話したり、書いたり、教えたりといった「アウトプット」を7割すると、人間の脳に知識が定着すると言われてます。
読むだけでは、その時はわかったつもりでも時間が経つと人間は忘れてしまうものです。これは有名な「エビングハウスの忘却曲線」でも明らかです。
人間は知識を得てから2周間以内に3回その知識を使わなければ、脳が必要ない情報と認識して、忘れるような仕組みになっています。
逆にいえば、知識を得てから2週間以内に3度、何かしらのアウトプットすれば記憶に定着するということです。
ですので、本を読むと必ずアウトプットすることをおすすめします。
Twitterに感想を呟いたり、ブログにアップしたりして行動に移していきましょう。
そうすることで、あなたのライティング力は最速で向上しますよ。
ライティング力が上がる書籍10選
では、僕がおすすめする書籍10選をご紹介します。
今回はライティング力(文章力)が上がる本にフォーカスしているのでSEOは関係ありません。
そのため、ライターではない方にもおすすめできる本ばかりです。
ではいきましょう。
1.新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 唐木元
多くのライターやブロガーがこぞっておすすめする文章本の名著です。ある程度、文章力に自信がある人にもためになる内容となっています。文章を組み立てるコツから、文章を書く前の準備、書いた後の作業まで分かりやすくすぐに実践できます。
ちなみに前半は易しくて、後半はちょっと難易度高め。
2.マジ文章書けないんだけど 前田安正
文章が苦手な入社3年目のOLが文章の師匠と出会って、文章が得意になるというストーリー仕立ての本です。
随所にワークが用意されていて、読みながら実践することで文章力を身につけていけます。
著者は朝日新聞のベテラン校閲記者なので、流石にレベル高い。
また、イラストも何ともいえない魅力があります。
3.文章力の基本 阿部紘久
10年以上前に出版された本ですが、未だに文章の基本書として親しまれています。
どちらかというと、国語の教科書に近いような印象ですが、それだけ正確な知識が身につきます。
どんな文書にも応用の効く内容。いつでも手元に置いておきたい一冊です。
4.伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則 山口拓郎
本のタイトル通り伝わる文章を書くための本です。基本的な文章のコツを例文を交えてわかりやすく紹介しています。
87項目ありますが、前半はしっかり解説して、後半は短めになっているので読んでいてストレスも感じません。
文章のテンプレートやタイピングのテクニック、Wordの機能まで紹介されている実用本。
5.名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方 鈴木康之
コピーライターである著者が、広告コピーを通じて文章力の上げ方をレクチャーする一冊。
特に冒頭の「文章は書くものではない、読んでもらうものである」というフレーズには、思わずハッとさせられます。
歴代の名作コピーを学びながら、伝わる文章術を身につけられます。
6.伝え方が9割 佐々木圭一
言わずと知れた、大ベストセラー本です。
文章が苦手だったのに、就職してコピーライターの部署に配属された佐々木さんの実話に引き込まれます。
伝えるためのテクニックやコツはもちろん、文章が苦手だった佐々木さんがコツを掴んで一流のコピーライターになった、というストーリーに「自分も出来そうだ」と背中を押してもらえる、そんな一冊です。
7.伝わる・揺さぶる・文章を書く 山田ズーニー
今回、紹介する書籍の中で一番古い本です。著者の山田ズーニーさんは小論文が専門ですが、現代のWEBライティングにも応用できる普遍的な内容。序論・本論・終盤という基本の基本から、教育現場を通じて得た文章向上メソッドまでを体感できます。
実は僕がライターになろうと思ったきっかけになった一冊でもあります。
8.伝わっているか? 小西利行
著者の小西利行は「伝え方が9割」の佐々木圭一さんの師匠でもあります。
文章術の本にありがちな、小難しい表現や眠たくなる内容は全くなく、わかりやすくて面白い。
キャラ設定がまたぶっ飛んでいて、笑えながら読めます。
9.6分間文章術 想いを伝える教科書 中野功
文章を書くことが苦手な人でも、ワークを通じて誰でも伝わる文章が書けるようになる本。
エンパシーチャートという付箋を使ったワークをしながら、楽しく文章を組み立てていきます。
ワークが終わる頃には、自分でもビックリなくらい簡単に、完成度の高い文章が出来上がります。
10.20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健
「話せるのに書けない」という人のために自分の気持ちを文章にして伝える本です。
この本も多くのライターやブロガー、作家がおすすめしています。
おすすめの文章力の本を聞かれると、この本を上げる人も少なくないのでは?
一気に文章力を上げたい人は必読ですね。
まとめ
現役WEBライターがおすすめする書籍10選をご紹介しました。
どの本も、実用的ですぐに結果に繋がる内容です。
実際に読むときは、アウトプットをしながら読み進めてください。
そうすることで、ググッとあなたの文章力は向上します。
この中からお気に入りの一冊が見つかると幸いです。
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