資産運用を始めると、聞いたこともないワードがたくさん出てきますよね。金融用語は専門的な言葉が多く、慣れないうちは大変です。
この記事では資産運用を始める方のために、「資産運用を始めるのなら知っておきたいキーワード10選」をお伝えします!
- リスクオン・リスクオフ
- サーキットブレーカー
- VIX
- ドルコスト平均法
- マザーファンド
- シャープレシオ
- マッチング拠出
- テーパリング
- フラッシュクラッシュ
- ジャンク債
- 資産運用を始めるのなら知っておきたいキーワードまとめ
Contents
リスクオン・リスクオフ
リーマンショック以降に出てきたワードです。リスクオンとは投資家がリスクをとってリターンを狙いやすい相場環境のことを言います。一方リスクオフとは逆に、様々なリスクにより投資家がリスクを回避する相場状況を指します。
サーキットブレーカー
株式市場や先物取引・オプション市場などで相場が一定以上の変動を起こした際に、取引を強制的に一時中断する処置を取引所が実施することを「サーキットブレーカー」と呼びます。
VIX
VIXとは「Volatility Index」の略で、別名「恐怖指数」とも呼ばれます。米国のシカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引のボランティリティー(値動き)を基に算出・公表しています。
ドルコスト平均法
株式や投資信託などの価格が日々変動する金融商品を売買する際の手法のひとつ。「定額購入方」とも呼ばれます。具体的には、一度に金融商品を購入するのではなく、毎月1万円ずつに分けて購入します。
これにより、高値の時には少ししか買わずに、安値の時には多く買うことになるので結果的に平均取引単価を平準化できるのです。
マザーファンド
一般の投資家が商品として取引する投資信託を「ベビーファンド(子ファンド)と呼びます。マザーファンドとは複数のベビーファンドから資金を預かり、それをまとめて運用する投資信託のことを呼びます。別名「親ファンド」。
シャープレシオ
1966年に米国の経済学者、ウィリアム・シャープにより提案された投資の効率性を測る指標のこと。「(ファンドの平均リターン−安全資産利子率)÷標準偏差」で算出し、この数字が大きいほど、運用成績が良いと判断します。
マッチング拠出
企業型DC(確定拠出年金)で、会社が拠出する掛け金に加え、加入者本人がか掛け金を上乗せして拠出することができる仕組みのことです。会社の規約で定めることで導入が可能となり、現在では企業型DCを実施する主体のうち、約4割が採用しています。
テーパリング
テーパリングを直訳すると「先細り」ですが、金融の世界では「量的緩和(中央銀行が国債などを大量に買い入れて市中銀行への資金供給を増やし、景気を刺激する政策)」の縮小を意味します。「出口戦略」と呼ばれることも。
フラッシュクラッシュ
主に為替市場において、相場が瞬間的に急落することを意味します。「瞬間的急落」とも呼ばれることがあります。さまざまな要因が重ってフラッシュクラッシュが起きるとされていますが、起きた後には、価格が戻る傾向があります。
ジャンク債
格付け会社の格付けがダブルB格以下で、「投機的格付け」やディフォルト(債務不履行)の可能性を示している債券のことを「ジャンク債」と呼びます。ただリスクは高いですが、利回りは高くなるので、「ハイイールド債」などとも呼ばれます。
資産運用を始めるのなら知っておきたいキーワードまとめ
資産運用を始めるのなら知っておきたいキーワード10選をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
資産運用を始めたいけど、専門的な用語がよくわからない。そんな時にこの記事がお役に経てば幸いです。
k.okajiy
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