DIVE INTO CODEの無料体験を受講しました。感想は……
「本気でプログラミング一本で稼ぎたいと思っている人向けのプログラミングスクール」
でした。業界の事情など様々な事を聞くことが出来たのですが、かなり勉強になる内容で担当者の人はすごく熱心な印象。勧誘などの営業的な要素は無く、あくまで自分にあった身の振り方の提案をしてくださいました。
- DIVE INTO CODEのコースは基本はRuby
- Rubyのエンジニアが慢性的に人手不足のわけ
- 機械学習コースはさらに本気の人向け
- データサイエンティストになるためには高度な数学的学問の背景が必要
- 他のプログラミングスクールとの違い
- まとめ
Contents
DIVE INTO CODEのコースは基本はRuby
まず最初に講師の人から質問された内容が「何のためにプログラミングを学びたいか?」どこのプログラミングスクールの無料体験を受けても必ず聞かれる常套質問でもあります。
私は基本的にランディングページの作成が目的なので、その旨を話すと正直合っていないとの回答。なぜならDIVE INTO CODEはがっつりサーバーサイドのプログラミング言語であるRubyに特化したカリュキュラムでPHPなどのランディングページに使用する言語は扱っていないとのこと。
他のスクールをおすすめされてしまいました。しかしそれには理由があって、Rubyという言語は仕事が都内に集中していて、フリーランス案件がほぼないとの理由からでした。
勉強してスキルを身につけたところで地方の案件が少な過ぎるために、役に立たないと。
Rubyのエンジニアが慢性的に人手不足のわけ
さらに慢性的に人手不足と言われているエンジニアの本当の理由についても話を聞くことに成功。現在一年前と比べてRuby案件は日に日に増加の一途を辿っていますが、それに比べてエンジニアの数が圧倒的に足りていません。
その理由は求人倍率は300%なのに対して、Rubyエンジニアの数は103%増に過ぎないから。察しの良い人ならお分かりだと思うのですが、それだけエンジニアが育たないと言うことは、スキルを身につけるのが難しく、途中で挫折する人が多いからです。
Rubyを扱えるエンジニアの数は増えないのに、案件の数は増えている…… それが慢性的なエンジニア不足の理由です。Rubyを習得するには最低1500時間の学習時間が必要で、さらに高度な理解力や論理的思考が必要です。
なので本気の人しか続かない、と言うわけです。
機械学習コースはさらに本気の人向け
DIVE INTO CODEはRubyのコースの他に機械学習を学ぶコースもあります。こちらは通学のみで、一日中がっつり機械学習の勉強をします。主にPythonという言語を勉強するのですが、Pythonといえば最近何かと注目のプログラミング言語。人間の脳を作れると言われている新世代の言語です。
データサイエンティストになるためには高度な数学的学問の背景が必要
Pythonには数学的な要素が必要になります。大学で数学を選考してさらに、大学院で学んだ人が参入する分野。それがデータサイエンスの世界。データサイエンティストを一から学ぼうとすると、そんな人たちに対抗していかなければいけません。
ですので機械学習コースのスケジュールはかなりタイト。半年間で大学院卒業の人と対等に渡り合えるスキルを習得します。朝の10時〜19時までが基本。それを半年間やって数学を選考して来た人がやっと習得できるレベル。
数学の素養がない人は夜の10時くらいまで毎日やるのが当たり前の様です。凄いですね……
ただ、Pythonと言う言語はかなり今後需要が伸びてくる言語なのでもっと簡素化される可能性も高いので、諦める必要はありません。
他のプログラミングスクールとの違い
他のプログラミングスクールとDIVE INTO CODEの大きな違いは、扱うコースの数でしょう。他のプログラミングスクールはWeb系のコースからWordPressのためのPHP、システム開発系の言語(Rubyを含む)、機械学習と様々なコースが用意されています。
DIVE INTO CODEはオンラインのコースはRuby一択。通学の場合も6ヶ月コースと10ヶ月コースのみです。講師の人曰く、それでも一線で活躍するためには勉強時間が不足しているとのことでした。
ある意味で本気で一線で活躍し続けることのできる志の高い人のみを対象としているプログラミングスクールと言えるでしょう。その理由に国に認められた教育機関でもあります。
他のスクールは受講者を集めたいがために、稼げるとか、自由な場所で働けるといった謳い文句で受講生を釣るけれど、うちはそういうやり方はしない、というのがDIVE INTO CODEのポリシーです。
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まとめ
実際に無料体験を受けてみて、ほとんどコースの説明はなく業界の裏話や、エンジニアの世界の説明に大半の時間を割いてもらいました。印象はかなり本気の人向けのプログラミングスクールということ。
裏を返せば、本気でプログラミングの世界でエンジニアとして長く活躍したいのならDIVE INTO CODEに入学すればそれ相当のスキルは身につくということになります。それ相当の覚悟は必要ですが、それでもコースを終わる頃にはそれに見合う実力は身についているでしょう。
本気の人はぜひDIVE INTO CODEの無料体験を受講してプログラミンの世界を知るのも良いのではないでしょうか。
k.okajiy
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