「高卒認定を取りたい」
「大学に行きたい!」
高卒認定の正式名称は「高校卒業程度認定」と呼ばれ、上記のような方に、大学受験をしたり、就職の間口を広げて社会に羽ばたいてもらったりするために、文部科学省が主宰している制度です。
本記事では高卒認定を取りたいとは思ったものの、試験制度の概要を詳しく知らない方や、合格率、難易度を知りたい方のために、高卒認定について詳しく紹介します!
Contents
高卒認定とは
高卒認定とは中卒の方や高校中退の方など、多くの方に進学や就職のチャンスを与え、将来社会で活躍する人たちを増やすために行われている試験です。
平成17年度までは「大学入学資格検定(大検)」と呼ばれており、それ以降は「高校卒業程度認定(高認)」に名称が変更しました。
要は、高校を中退していても、試験にパスすれば学校に通わなくても高校卒業の資格がもらえる試験です。
試験日は8月と11月の二回行われます。
合格必須科目は
- 英語
- 数学
- 国語
- 世界史
の4科目で残り4科目は自分で受験する科目を選択できます。
人生を変えるなら!高卒認定資格を取ろう!高卒認定の合格率
気になる高卒認定の合格ラインは100点満点中40点です。つまり40/100取れば、合格できるということ。
さらに合格率は受験者の4割程度です。
全体としての合格率は4割ですが、科目ごとの合格率を見ていくと、8割を超えています。
これは高卒認定に「科目合格」という制度があるからです。
したがって、一度合格した科目は次の試験では免除になり、受験する必要はありません。
そのため、1回の試験で合格しなくても2回、3回と回数を分けて受験する人も多いという傾向があります。
高卒認定で人生の選択肢を増やそう!高校卒業程度認定を取得する過程を紹介します!高卒認定の難易度
高卒認定は決して難しい試験ではありません。文部科学省の意図するところも、競争試験のような脱落者を出す試験ではなく、合格者を増やして社会で活躍する人材を増やすという目的があります。
試験範囲も高校1年生ほどの学習範囲ですので、それほど広くなく、中学卒業の知識がベースにあり、それに知識を肉付けていく程度で合格できます。
ただし、ひとつひとつの科目は100点満点中40点と、合格ラインは低いですが、8科目の試験に受かる必要があります。そのため、広く浅く勉強するという姿勢が必要です。
高卒認定は独学でも十分に合格を狙える試験ですが、通信制の学校で試験対策をすることをおすすめします。
独学ではどこから勉強していいのか分からかったり、試験に出る問題が絞りきれなかったりと、返って合格することに遠回りになりがちです。
通信制の学校を上手く利用して、最短距離で高卒認定に合格をして、高卒の資格を取得しましょう。
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