中学卒業後は義務教育が終了するため、高校に進学するも途中で退学するも自由です。
私は中学3年生の途中から不登校になり、高校もすぐにやめましたが20歳を過ぎてから高卒認定を取得しました。
理由は学歴にコンプレックスがあったからですが、高校を途中で中退しても中卒でも、大学に行くためにはまず高卒認定の資格が必要です。
しかし、いざ高卒認定の試験を受験しようと思ってもなかなか勉強が思うように進まないということは、往々にしてあり得ます。
そんな時、通信制高校の力を借りるという方法があります。
通信制高校なら、卒業すると高校卒業の最終学歴が与えられます。その後の進路の対策も併せて行えます。
この記事では、通信制高校について高校を中退したけれど、学歴は欲しいという方や進学をお考えの方に通信制高校について詳しく解説します!
通信制高校とは
通信制高校とは通学とは違い通信教育で高校を卒業するための学校です。全日制の学校では、毎日決まった時間に通学し、試験を受け、学校が主宰するイベントに参加して、とある程度の卒業基準があります。
もちろん、学業不振であったり素行が悪い場合などは、通学している高校に通えないと判断される場合もあるでしょう。
通信制高校は、年に数回スクリーミングに出向く必要はありますが、基本的に勉強は各自で行い、各自で単位を取得するために勉強を進めていきます。
通信制高校にも全日制の高校と同じく、担任の先生もしくは各教科ごとの担当に先生がいますので、自分の作成したレポートや解答を通信で添削してもらったり、アドバイスをもらうことができます。
通信制の高校は卒業が難しいや、学費が高いという先入観をお持ちの方がいますが、これはどの通信制高校にどんな目的で通うかによります。
同じ通信制高校でも私立と公立があるのでご紹介します。
私立の通信制高校
私立の通信制高校はズバリ学費が高いです。卒業するまでに大体40万円程度は必要になります。その代わりアフターフォローがしっかりしていて担任の先生や学校の卒業に対するコミットも違います。
私立の通信制高校がおすすめな方は、自分ひとりで勉強の継続が難しいといった人やスケジュールを立てることが苦手な人です。
私立は学費が高い分、卒業させるために学校側が動いてくれますので、お金を払ってでも卒業したいという方は私立の通信制高校を選択するとよいでしょう。
公立の通信制高校
公立の通信制高校は学費が安いです。卒業するために必要な学費も10万円程度と、私立に比べて4分の1程度。
その代わり公立の通信制高校では自主的な学習が求められます。それほど手厚い学校側のサポートがあるわけではないので、しっかりと自分を律してスケジュール通りに勉強を進めていける人向けです。
私立と公立の通信制高校の学力の違い
私立と公立の通信制高校では求められる基礎学力異なります。
私立の場合は学校側が各生徒の学力に応じて、学習プランを立ててくれたりカルキュラムが準備されていたりしますが、公立は基本的に中学卒業程度の学歴を有しているという前提で進んでいきます。
自分の基礎学力がどの程度なのかや、どの程度のサポートが必要なのかも判断基準にしましょう。
ちなみに私は、私立の通信制高校に通いましたが学校のサポート制度は厚く、中学卒業程度の学力もないところから、先生たちの手厚いフォローのおかげで一気に勉強が捗りました。
また、定期的にフットサルのイベントがあったり、生徒同士の交流会もあったりしたので、モチベーションの維持にもつながりました。
通信制高校卒業後の進路で学校を決めよう
通信制の高校にもいろんな学校があります。例えば普通科に特化した学校やクリエイティブ系に特化した学校、ITに特化した学校など。
通信制高校に通うということは、その後の進路も考えていく必要があります。
ですので、卒業後の進路に併せて通信制高校を選ぶと良いでしょう。
専門学校に行きたいのか、大学に行きたいのか、それとも高校卒業の最終学歴を通じて就職したいのかなど、自身の目標に併せて学校選びを行うことが大事です。
ズバット通信制高校比較では、必要項目入力するだけで学校の比較ができます。
資料請求を行い、じっくりと検討してみるのも良いのではないでしょうか。
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