ブラック企業に勤めていて、パワハラや人間関係に悩んでも、辞められずに体と精神を壊す人はたくさんいます。
僕もそのひとりでした。
毎日毎日、通勤するのが嫌で、夜寝る前もひたすら悩んで…
自分のイメージと現実がかけ離れすぎて、そのギャップにまた苦しむ。
僕はずっと会計事務所に就職したくて何年も勉強した時期がありました。
しかし、やっとの思い出就職した会計事務所の現実は思っていたのと逆で、鬼のようにブラック企業でひどい扱いを受け、逃げるように辞めました。
本記事では、その時の話と経験を元にご紹介していきます。
5年かかって就職した会計事務所が壮絶ブラック企業だった
28歳の時に簿記の勉強を初めて足掛け5年かけて、やっと会計事務所に就職できました。
会計事務所は結構、求人倍率が高く、書類選考で落とされることも多いです。
経験を優遇したり、税理士資格の科目合格者限定だったりと、結構間口が狭いです。
年齢的にもこの時33歳だったので、最後のチャンスでした。
受かった時はめちゃくちゃ嬉しかったのですが、めちゃくちゃブラック企業でした笑
どんな感じかというと、今時珍しいくらい縦社会で、パワハラ当たり前。
手を出されたこともありました。
上下関係も厳しく、やっぱり税理士資格を持っている人が事務所の中での絶対的な権力者です。
入ってみるとわかるのですが、社員同士も陰口すごかったり、足をひっぱたりと劣悪な感じでした。
さらに、所長はヤ◯ザみたいな人で、ゴミ捨てからなんなら新入りは肩揉みまでさせられそうな勢いだった。
毎日が地獄で、夜も眠れませんでした。
辛い仕事なら逃げてもいい
すぐに「辞めたい」と思いましたが、何せ未経験で雇ってくれる会計事務所は珍しいし、これまで勉強してきた年数など、色々と秤にかけた結果、我慢して毎日を過ごしました。
しかし、ある日限界がきます。
罵声を浴びれられて、半分強引に研修に行った日。
そのまま逃亡しました。
精神状態も限界だったし、この研修を受けると長期間勤めないといけないと思って、気がつけば研修会場に行かずに家に帰りました。
事務所に連絡したかしなかったかは記憶にありません。
とにかく逃げたかった。
その後、会計事務所からの連絡はしばらくの間、拒絶しました。
なにより僕自身、精神的に休息が必要だった。
転職よりまずは身を守ろう
多くの人が、嫌な職場でも我慢しながら仕事していると思います。
辞めたら収入がなくなるし、体裁もあります。
よく聞く意見として「転職先を見つけてから辞める」と聞きますが、そんなことしてたらいつまでたっても辞めれずに疲弊していくばかりです。
転職先を見つけて円満に退職できるのは、スキルアップのためやキャリアアップのために退職するくらいでしょう。
ブラック企業やパワハラに悩んでいる時は、転職よりも先に「退職する」というアクションを起こすべきです。
自分の身は自分で守るしかありません。
今は退職代行サービスもあります。
僕はブラック企業に勤めてしまったら、今なら迷わずに退職代行サービスを利用します。
いくつか紹介しますので、現在悩んでいる人は1度覗いてみてください。
- 退職代行サービスのNEXT
- 専門だから確実に退職できる「男の退職代行」
- reフレッシュ転職
未来の選択肢は無限大
悩んでいるうちは、世界が真っ暗闇で未来が見えなくなります。
でも、必ずその先には光があります。
ひと昔前は、一度勤めた会社は3年以上みたいな風潮がありました。
石の上にも3年みたいな。
今はそんな時代ではありません。
環境は自分で選べます。
環境が変われば、感じ方や生活が変わります。
つまり、未来は自分で選べるのです。
未来の選択肢は無限大。
疲弊したら、少し休んで次のビジョンを考えていきましょう。
まとめ
実は会計事務所以外にも、耐えられずに逃げるような形に辞めた職場はいっぱいあります。
僕は人よりも転職回数も多いし、いろんな経験をしました。
1つ言えることは、
「辞めるなら早い方がいい」
ということ。
おかげさまで、今は自分の好きなように仕事ができるようになりました。
今の時代、いろんなツールがあるし、転職サイトも充実しているので活用してみるのもアリです。
自分ひとりでやるよりも何事も相談相手がいた方が、精神的にも安定します。
転職エージェントもたくさんあって登録は無料なので、登録しておくといいですよ。
有益な情報も得られるので、転職活動の励みにもなります。
いずれにしても、ブラックな企業に勤めていてもいいことないので、体と精神を壊す前に早めに行動に移してくださいね。