生成AIツールはたった1年の間に僕たちの仕事の在り方を大きく変えました。
それまで数時間、もしくは数日かかっていた作業が一瞬で出来上がってしまうというクオリティに誰もが衝撃を受けました。
僕自身も生成AIの登場に非常に衝撃を受けた一人です。
なぜなら、僕はライターをやっていて生成AIが得意とする文章作成を生業にしていたから。
最初は懸念もありましたが、実際に使いはじめるとAIツールは
「僕たちの仕事を奪う存在」
から
「僕たちの仕事に欠かせない唯一無二のパートナー」
に変貌したと言っても過言ではありません。
今は次から次へと私たちの予想をはるかに上回るAIツールが登場しています。
普通なら5〜10年をかけて登場する技術がわずか2~3ヶ月で誕生している時代です。
今回の記事は前回に公開したAIライティング基礎編の応用編に位置する記事になります。
まだ基礎編を読んでいない人はこちらの記事を読んでからこの記事を読み進めることをおすすめします。
この記事を最後まで読むことで
- 実務で使える実践ノウハウが手に入る
- 生成AIを使いこなせるようになる
- プロンプトエンジニアの基礎がわかる
- 主要AIツールの特徴がわかる
- 超便利なGPTsを使って生産性の爆上げを実現できる
こんな未来が手に入ります。ぜひ最後まで読んで超AI時代を優位に勝ち抜くAIライティングスキルを身につけてください。
Contents
主要生成AIツールの紹介
まずは記事執筆時点(2024年5月)で世界を席巻する主要AIツールの特徴を押さえておきましょう。
もっともメジャーで使い勝手も良く、かつ使用方法なども数多く出回っています。
この4つはマストで使用しましょう。
- ChatGPT
- COPILOT
- Gemini
- Claude3
これらは精度も高く、操作性も優れている生成AIツールです。
ただ、色んな情報が乱立しているので
「一体どれをメインで使えばいいんだ」
「どれかひとつに絞ってほしい」
といった声もあるかと思います。
実際、いろんなツールがあると何を使えばいいかわかりませんよね。
こういったAIツールにはそれぞれ特徴があるので、用途や好みに合わせて使い分けることがおすすめです。
例えば、PCがWindowsならCOPILOTがいいし、ブログ記事をメインで書いていてSEO対策とかもしたいならGoogleのGeminiとか、文章系の作業が多いならClaude3、文章や画像や便利な機能などまるっとカバーしている汎用性を求めるならChatGPTといった具合です。
下記に表はそれぞれの主要AIツールの特徴をまとめた表です。
ChatGPT-4
学習データ |
2023年4月までの情報を学習 |
利用料金 |
無料(Freeプラン)、20$(Plusプラン)、25$(Teamプラン) |
コンテキストウィンドウ |
32,768トークン(32Kモデル)、128,000トークン(GPT-4 Turbo) |
機能 |
Webブラウジング、画像認識・生成、ファイル読み込み、プラグイン利用、カスタマイズ(GPTs)、音声認識(アプリ版) |
引用元:【LIG】https://liginc.co.jp/643385
※ディフォルトの機能だけじゃなくGPTモデルをカスタマイズできるGPTsの機能が搭載されている。→カスタマイズを簡単にできる
Claude 3
https://www.anthropic.com/news/claude-3-family
学習データ |
2023年8月までの情報を学習 |
利用料金 |
無料(Sonnet)、20$(Opus、Haiku) |
コンテキストウィンドウ |
20万トークン |
機能 |
ファイル読み込み、画像認識 |
引用元:【LIG】https://liginc.co.jp/643385
※文章系に強い
→長文認識や分析に強い生成AIモデル
→ただし、Webブラウジングや画像生成はできないのが弱点
Gemini
学習データ |
非公表(Webにアクセス可能) |
利用料金 |
Webブラウザ版は無料(API利用は2024年5月2日から有料化) |
コンテキストウィンドウ |
12.8万~100万トークン(Gemini 1.5 Pro) |
機能 |
ファイル読み込み、画像認識、動画認識、音声認識 |
引用元:【LIG】https://liginc.co.jp/643385
リアルタイム検索ができるのが最大の特徴。情報も引用できるのでファクトチェックに優れている。
以前は無料で「Gemini 1.5 Pro」を使えたが2024年5月2日から有料に。
コンテキストウインドウの量の豊富さや動画解説や音声認識までクオリティの高いアウトプットが特徴。
COPILOT
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot
学習データ |
2021年までの情報を学習。最新の情報は内部ツールを使用してウェブ検索で取得 |
利用料金 |
無料or有料(プレミアムpro)3200円(月)~ |
コンテキストウィンドウ |
12万8000トークン |
機能 |
Webブラウジング、画像認識・生成、ファイル読み込み、画像作成、創造的なコンテンツの生成など |
※Microsoft社がツールでGPT4が無料で使用できる。
→Office系のツールを使っているならCOPILOTと連携させることで作業を超効率化させることが可能
この通り、主要AIツールには無料で出来ることや情報量、アウトプットの質など特徴があります。
生成する文章のクセなどもあるので、実際に使っていてご自身が1番使いやすいツールを使いましょう。
正直いって、もう生成AIツールは戦国時代といっても過言ではありません。
どこも技術的にはしのぎを削っている状態なので、大きくできることは変わらないです。
情報が要素を参照する範囲を示す用途。AIツールの場合はスクレイピングした情報量のことを示す。
プロンプトエンジニアリングとは
AIライティングをマスターするに当たって欠かせない概念が「プロンプトエンジニアリング」です。
そう聞くと
「なんだか難しそうだな…」
って感じたかもしれませんが安心してください。
言葉のイメージによる綾で実際はシンプルです。
プロンプトエンジニアを簡単に言うと「AIに理解しやすいように具体的な指示を出す」という事に帰結します。
具体的にはどうすればいいのか、ポイントをコツをご紹介します。
AIライティングにおけるプロンプト作成の大前提
大前提にAIに対するプロンプト(質問)は具体的に与えましょう。
例えば、良い例と悪い例を紹介すると、
■悪い例
- メールを書いてください
■良い例
- 送り先の情報
- メールの目的
- 伝えたいことの概要
- 用いる用語
など具体的な指示を与えましょう。
生成AIは人の脳の仕組みを模範した「ニューラルネットワーク」という技術を用いています。
■ニューラルネットワークとは
ニューラルネットワークは、人間の脳の働きを模した方法でデータを処理するようにコンピュータに教える人工知能の一手法です。 これは、深層学習と呼ばれる一種の機械学習プロセスであり、人間の脳に似た層状構造で相互接続されたノードやニューロンを使用します。
引用元:人工ニューラルネットワークの説明 – Amazon AWS
そのため、人間と同じく質問が曖昧なら答えも曖昧になります。
さらに、AIは「知らないことも学習した内容をつなぎ合わせてそれっぽい回答を作る」ことができるので、信憑性のない回答を導く可能性もあるのです。
だから質問は具体的に、ここは人間と変わらないと言うことです。
プロンプト作成時のポイント
ではAIライティングを行うためのプロンプト作成のポイントも紹介します。
回答の精度を高めてAIツールを優秀なパートナーするためのポイントは次の3つ。
1.明確さ
→具体的かつ曖昧でないこと
2.補足情報の提供
→質問や指示の背景、条件、補足などの詳細な情報
3.修正と再試行
→プロンプトの微調整や再構築
質問は具体的かつ曖昧でない内容を伝えましょう。曖昧な質問は曖昧な回答しか返ってきません。
また、質問に詳細な背景情報を加えることで、より状況にあった回答を引き出せます。
仮に回答が求めている情報じゃなくても、そこで終わりではなく追加情報を与えたり、質問の角度を変えたりして最高の回答を引き出していくプロセスが大事です。
それぞれのポイントを解説します。
1.明確さ
質問は明確に、曖昧にならないように気をつけてください。
例えば、以下の良いの良い例と悪い例があげられます。
■プロジェクトの提案
×曖昧な質問→新製品の提案をしたい
○具体的な質問→健康に良いヨーグルトの新製品を提案する際のポイントや注意点を教えてください
■戦略の立案
×曖昧な質問→新しい戦略アイデアを考えて
○具体的な質問→個人ビジネス向けのSNSマーケティング施策のアイデアやトレンドを教えて
■顧客対応
×曖昧な質問→クレームの対応に良い感じに返事して
○具体的な質問→電化製品の不具合に関するクレームを受けた際の最適な対応策やフレーズを考えてください
2.補足情報の提供
指示だけではなく、補足する詳細な情報を提供することにより、さらに適切な回答を得ることができます。
例えば、「スピーチ台本を作成してください」のような質問だと、どのようなシーンで誰に向けて書けばいいのかがわかりません。
ですので、
○どのような背景でスピーチ台本を書く必要があるのか
○誰に向けて書くスピーチ台本なのか
○どのくらいの分量・フォーマット形式のスピーチ台本なのか
このように詳細な背景まで伝えるようにしましょう。
3.修正と再試行
プロンプト作成に修正と再試行を欠かすことはできません。
なぜなら、生成AIは最初から完璧な回答が返ってくることは希だからです。
何度も質問を繰り返すことで最適解を導くことができます。
例えば、
- 専門用語が多い→小学生向けで、専門用語なしで
- 情報が足りない→補足情報を渡す
- 回答の方向が違う→角度を変えて再度質問する
このように、求める回答を得られるまで何度でも質問しましょう。
感情を持つ人間とは違い、無制限で質問に付き合ってくれます。
精度を上げるプロンプトのコツ
さらに回答の精度と質を高めるプロンプトのコツをご紹介します。
- 役割を与える
- 具体例を与える
- ガイドラインを与える
- 文脈を与える
役割を与える
生成AIは「立場」を与えることでより正確な情報を引き出すことができます。
例えば人間でも、
・平社員→係長→部長→課長→専務→社長
みたいな感じで役職が変わるにつれ、発言内容や立ち振る舞いが変わりますよね?
これと同じでAIも立場を与えるとその立場にふさわしい回答をしてくれます。
日本人の場合なら、どこかから
- 文系
- 理系
にわかれると思いますが、どちらの道に進むにせよ「文系だからこの職業」「理系だからこういった考え方をする」という思考パターンに変化します。
これは生成AIも同じということです。
具体例を与える
質問は具体的であればあるほど、求める回答を導くことが可能です。
ここは前述したとおりですが、立場も含め背景など具体的なであればあるほど回答の質は高くなります。
ガイドラインを与える
ガイドラインとはAIに与えるマニュアルのようなものです。
例えば、ブログ記事なら、
h1.~~
h2.~~
h3.~~
のフォーマットで、とかLPなら
- ヘッドコピー
- 問題提起
- 解決策
- お客様の声
- 行動喚起
- CTA
の様な指示を与えるイメージです。
文脈を与える
シーンに合わせた回答を導くために文脈を与えましょう。
例えばメールでも状況に合わせた文脈がありますよね。
- フォーマルなシーン
- 上司に送付するメール
- お客様に送るDM
- 謝罪文
- 友だちに送るメール
- 家族に送るメール
などでも文脈は必然的に変わります。
ですので、
- 丁寧な言葉遣いで
- 専門用語を少なく
- 小学生にもわかる用語で
- 砕けた印象のテイストで
などなど、文脈も指示してあげるとシーンにあった回答が導けます。
GPTsを使ってChatGPTを超便利なツールにカスタマイズ
有料版のChatGPTを使っていればGPTsというカスタマイズツールを使うことができます。
これはプラグインの様なツールを追加できる機能で(開発もできる)分析したり、画像作ったり、図解したり、Canvaで連携したりと業務の効率化を可能にします。
例えば、GPT-4で最初から使えるGPTsには以下のツールがります。
- Advanced Data Analysis
- DELL-E
- Whimsical Diagrams
- Canva
またChatGPTBuilderの画面にアクセスするとユーザーが独自にAIをカスタマイズできる機能にもアクセスできます。
AIライティングに使えるGPTs
GPTsのツールは現時点(2024年5月)でも初期公開で数十万~約300万点以上の公開数があると言われています。
なので、こちらではAIライティングに最適なGPTsを2つご紹介します。
心を動かすスピーチライター
Q&A方式でインタビューしながら感動的なスピーチ原稿を作成できるツール。原稿の精度も高いです。
文章校正屋さん
誤字や脱字だけではなく、文章をダイナミックに削除したり、使う言葉まで変えたりしてくれます。
校正ツールに月3000円払うなら生成AIも使えて他の便利ツールも使えるGPT-4に課金する方がめちゃくちゃお得ですね。
今すぐ実務で使えるプロンプト紹介
ここからは実際に実務でつかえる生成AIのプロンプトを紹介します。
AIツールは実務で使うからこそ価値があります。
それぞれのケースに合わせて最適なプロンプトをそれぞれのパターンで使いこなしましょう。
ブログ
こちらではブログ作成のためのプロンプトを紹介します。
ChatGPTなどを使ってブログ記事を作成する場合は、構成→ブログ執筆→校正、編集
などのプロセスを行いながら作成します。
キーワードを入力するだけのワンクリックで記事を作成できるAIツールはこちらの記事を参照してください↓
構成作成プロンプト
あなたはプロのWebライターです。
以下の制約条件・キーワードをもとに、質の高いブログ記事の構成を作成してください。
#制約条件
・自然で適切な日本語で出力
・冒頭に記事のタイトルを表示
・それぞれの段落で見出しを示し、書く内容を簡潔に記載する
・すべての見出しを通じて自然な流れを意識
#キーワード
・通勤
・通勤時間
・通勤定期
・通勤ルート
内容作成(執筆)プロンプト
あなたはプロのWebライターです。
以下の制約条件・キーワードをもとに、質の高いブログ記事の内容を作成してください。
#制約条件
・自然で適切な日本語で出力
・できる限り長文で詳しい文章を作成
・画像が必要な場合は【画像:画像の説明】というフォーマットで指示
・1度の出力で1つの見出しのみを出力する
#構成(上記で生成した構成内容をコピペ)
メール、チャット
ビジネスシーンに欠かせないメールやチャットの作成も生成AIで作成できます。
メール作成のプロンプト
あなたはトップビジネスパーソンです。
以下の制約条件と入力情報に従って、最適なメールの文章を作成してください。
#制約条件
・自然で適切な日本語で作成
・失礼の無い丁寧な言葉遣いで
・明瞭で読みやすい文章を作成
・情報が足りない場合は質問する
#入力情報
・メールの目的は来週の打ち合わせの案内
・差出人は「山田太郎」所属は「○○コンサルティング株式会社」
・受取人は「田中花子」所属は「△△株式会社」、役職は営業課長
・メールの詳細情報:日程調整してもらった通り、新商品の販売日程について来週の月曜14時からオンラインで打ち合わせを実施。そのURLを案内する。
謝罪文の作成プロンプト
何かお客様や先方に迷惑を掛けてしまって作成する謝罪文は誰もが気が重いものですよね。
そんな時に生成AIにプロンプトを入力すれば最適な謝罪文を作成してくれます。
あなたは一流の広報担当者です。
以下の制約条件に従って、適切な謝罪文を作成してください。
#制約条件
・以下に提示する詳細な情報を元に謝罪文を作成すること
・更なる反感を買わないよう、最大限の注意を支払うこと
・損失を最大限に抑えるように心がけること
#詳細
大手通販サイト「△□」を運営している企業で、顧客の個人情報が第三者に漏洩した可能性がある。
詳細については現在調査中。しかし現時点で1500人のデータが漏洩した可能性が懸念される。この件について顧客メールアドレス名簿に対して謝罪文を送付したい。
コピーライティング
AIライティングで欠かせないのが、コピーライティングです。
例えばキャッチコピーなどの作成はアイデア出しから言葉のチョイスまで、プロのコピーライターでも数日はかかっていました。
しかし、生成AIを使えば質の高いアイデア出しから言語化までを瞬時に行えます。
キャッチコピー作成のプロンプト
あなたはプロのマーケター(コピーライター)です。
以下の制約条件、コンテキスト、例をもとにハイクオリティなキャッチコピーを作成してください。
#制約条件
・30文字程度
・簡潔に伝わるように
・案は10個作成
・表で出力して訴求ポイントと点数をつける
#コンテキスト
・私は質の高い睡眠を実現する枕を開発している製品開発担当者です。
商品名は「よく眠れる君」です。
「よく眠れる君」を使うと25%の睡眠の質が向上します。
#例
・よく眠れる君で睡眠の悩みを解決
LPのたたき台(骨子)作成のプロンプト
続いて、キャッチコピーが出来たら次は商品・サービスを認知させたり売り込んだりするためのLP(ランディングページ)が必要になります。
LPの構成もAIに任せましょう。
あなたはプロのWebディレクターでセールスライターです。
以下の制約条件に基づいて、ハイクオリティなLP(ランディングページ)の骨子を作成してください。
#制約条件
・CVRが最大となるように工夫する
・それぞれのセクションごとに内容をシンプルで簡潔に説明
・画像が必要な場合は【画像:画像の説明】というフォーマットで出力
#プロダクトの情報
AIライティングサービス「KAKERUKUN」のLP作成
ウェビナー案内文のプロンプト
また、商品やサービスをウェビナーなどを使って広めたり、案内したりする機会もありますよね。
そんな時に生成AIを使って文章作成できます。
あなたはプロのマーケターでコピーライターです。
「ゼロからでも大丈夫!ビジネスパーソンのための生成AI活用術」というウェビナーを開催します。
以下の制約条件とウェビナー情報に基づいて、ウェビナーの集客を最大化する最高の案内文を作成してください。
#制約条件
自然で適切な日本語で作成
・フレンドリーでわかりやすい文章で作成
・必要な情報を過不足無く網羅的に記載
#ウェビナー情報
6/1の14時から2時間で行う。講師はITコンサルティングファームの講師。参加希望者はフォームのURLから応募。カメラ・マイクはOFFで参加可能。
マーケティング
次はマーケティングです。売上に直結するマーケティング施策の立案なども生成AIを使ってブレインストーミングできます。
マーケティング施策立案のプロンプト
あなたはプロのマーケターです。
以下の内容に従って、革新的で効果的なマーケティング施策を10個考えてください。
#内容
AIライティングの具体的なノウハウを書いた書籍を発売する。その売上を最大限に高めたい。
ペルソナ作成のプロンプト
マーケティングや先に紹介したブログ記事作成などにも欠かせないのがペルソナ(想定顧客)の作成。
時間がかかりがちなこのプロセスも一瞬で生成可能。
以下の制約条件に基づいて、プロダクトに合う最適なペルソナを作成してください。
#制約条件
・年齢、性別、職業、学歴、家族構成、などの基本情報を記載
・性格、趣味、ライフスタイル、休日の過ごし方などパーソナリティの情報を記載
・その他必要な情報があれば漏れなく記載
#プロダクト
AIライティングの具体的なノウハウを紹介する書籍。主にビジネスパーソン向けに内容になっている
企画書
続いては企画書の作成です。
社内や社外などいろんなシーンで自分のアイデアを通すための企画書もビジネスでは大事な作業。
こちらも生成AIの力を借りればハイクオリティな企画書を短時間で作成できます。
企画書作成のプロンプト
あなたは優秀な企画担当者です。
以下の新商品の企画書を作成してください。
#商品
「激うまライムチョコレート」の企画書
・企画書の構成を作成するプロンプト
詳しい企画書作成のプロンプト
さらに詳しい条件が準備できてる際の企画書作成プロンプトも紹介します。
あなたはプロのビジネスパーソンです。
サービスの企画書を作成してください。
#商品名
「よく眠れる君」
#キャッチコピー
よく眠れる君で、毎晩の睡眠を25%向上!
#制約条件
以下のフォーマットでこのサービスの企画書を作成してください
1. タイトル:わかりやすく
2. サブタイトル(気になるキャッチフレーズ)
3. 背景 どのようなニーズ、トレンドがある?
4. 目的 何をすべきなのか
5. 提案 何ができるのか
6. スケジュール どのように勧めるか
7. 体制 実行にあたって十分な脳力があるか
8. 課題 実現にあたってどのような課題がありどう対処するか
超効率的にプレゼン資料を作成
こちらでは、上記で作成した回答から効率的にスライドまでを作成できる超便利な生成AIを紹介します。
もちろん、回答を使わなくても指示を与えればゼロから使える優れもののツールです。
それはGamma(ガンマ)というツールになります。
例えば
- ボタン1つでプレゼン資料のデザインが完成
- ドキュメントを書くだけでプレゼン資料になる
- 情報量をスライドに合わせて調整しなくて良い
- 無料で使える
などなど。まさしく神のようなツールです。
仮に「生成AIがもたらす進化」と入力すると一瞬で内容とデザインが完成します。
これが無料で使えるなんて本当にヤバいですよね…。
以下はアウトラインをChatGPTで作成して、それをGammaに読み込ませた例です。
デザインやフォントなどの細かい部分はエディターで編集も可能です。
SNS
その他、SNSのアイデア出しから文章作成までもAIで作成できます。
こちらではXで投稿する際に使えるプロンプトを紹介します。
Xの投稿文(140文字)プロンプト
あなたはプロのマーケターです。
ECサイト「チートショッピング」のXアカウントを運営しています。
以下の制約条件に基づいて、質の高いポスト文章を作成してください。
#制約条件
・自然で適切な日本語で出力
・読み手を惹きつける文章
・100〜140文字程度で文章作成
#内容
7/1から8/31までオータムセールを開催。全品15%OFFで送料無料。
どんどん生成AIを使って最適解を導こう
生成AIは使えば使うほど、その便利さに気がつくツールです。
これは言い切れますが、生成AIツールを使いこなすには質より量です。
量が質を凌駕します。
AIライティングにおいても、実際に業務で使えば自然とプロンプトの形が身につきます。
今回はプロンプトの事例を紹介しましたが、こういった例を見なくても自分の求める解答を導き出せるでしょう。
今回の記事ではその他にも、便利なツールや代表的な生成AIツール、プロンプトエンジニアのコツなども紹介しました。
ぜひ、実務で活用して最強のチート術を身につけてください。
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