「中卒だから、就職先がない」
「履歴書に書ける経歴がない」
「高校中退なのがコンプレックス」
そんなお悩みはありませんでしょうか? 僕も高校中退で経歴は中学卒業でした。働ける就職先の選択肢も少なく、高校卒業認定の存在を知るまでは肉体労働しか働き方がありませんでした。
「この状況をどうにかしたい」そう切羽詰まっているときに知ったのが「高校卒業程度認定(旧大検)」です。
「これで未来が開ける!」そう確信した僕は、制度を調べ、高等教育の勉強ができる学校を探しました。結果試験に合格し、就職活動の幅もそれまでに比べ圧倒的に広がり、自分に自信が持てるようになりました。
本記事では、僕の経験談を通して「高校卒業程度認定」について詳しく解説いたします!
高校卒業認定とは
そもそも「高校卒業程度認定」とは試験を通じて高校卒業の資格を取得できるという制度です。試験は8科目あり。その8科目すべてに合格すると「高校卒業」の認定が文部科学省から与えられます。
これがあると、エントリーシートに「高校卒業」と自信を持って記入できる他、大学の受験を受けることができます。
通常、高校を卒業するためには高校に通学して単位を取る必要がありますが、高卒認定の資格を目指し、受験する場合は通学する必要がありません。
要するに、その人自身が「高校卒業あるいは高卒と同等の学力を有している」と証明するための認定です。
高校中退していても大丈夫
僕は、この「高卒認定」を通じて大きな自信を得ました。それは人生においてかけがえのない財産だったと思います。もともと中学でもあまり勉強していなく、高校もすぐに退学したので「勉強」というものに対して全くの自信がありませんでした。
「机に座る」という行動さえも、苦手意識を感じていたほどです。その資格を目指そうとした時、当然周りからは「無理だろう」と言われました。
しかし、絶対にできると信じていたので、受験を結構。地域にある通信制の学校に資料を請求し、次の瞬間には参考書を本屋へ探しに行っていました。
結果として、受験には合格しましたが、まずは「はじめる」という決断が大事だったと今になって思います。もし自分が決断せずに行動していなかったら、ずっと自分は中卒のままで、自分の頭に自信が持てなかったでしょう。
ある意味「高校卒業認定」は自分自身を変えてくれました。ですから、今中卒ということで悩んでいる人も大丈夫です。安心してください。前を向こうとするあなたのための資格が「高校卒業程度認定」です。
受験するかどうか迷っている方は、一度通信制の学校の資料を取り寄せてみることをおすすめします。
高校卒業程度認定は、通信制の学校で十分勉強できます。集団行動が苦手な人でも無理なく勉強できます。夜間学校に通う必要もありません。まずは行動してみることが大切です。
通信制で高校の科目が学べる
高校の勉強というと、学校の机に座って先生の話を聞いて……というイメージがあるかもしれません。それに対して苦手意識があるかたもいるでしょう。僕自身がそうでした。
でも勉強に対する意欲はあるのではないでしょうか? 勉強が嫌なのではなく、学校が嫌という方は多いと思います。
僕は学校というシステムが嫌で、集団行動がとにかく嫌でした。だから勉強も諦めていたのですが、ある時に「通信制の学校でも学べる」ということを知ったのです。実際、学校に行って学ぶのも、通信制の学校で学ぶのも、勉強の内容自体は同じです。
だったら、自分にあった学び方で勉強すればいい、そう決心して受験しました、
高校卒業程度認定は8科目あります。年に一回の試験に合格すれば「高校卒業」と胸を張って言えます。
ちなみに高卒認定を取得するために必要な科目は理系の場合は
- 数学・化学
- 人間生活
- 物理基礎
- 化学基礎
- 生物基礎
- 地学基礎
上記の6科目で、文系科目は
- 国語
- 英語
- 現代社会
- 倫理
- 政治経済
- 世界史
- 地理
の8科目です。
全てを合わせると14科目ですが、これらを全て受験する必要はありません。英語・国語・数学・世界史の4科目は必須ですが、他は自分でどれを受験するか決めることができ、最小で8科目の試験に合格すると、高校卒業程度認定を取得することができます。
僕は地理などが得意だったので、「地理」「地学基礎」を受験した思い出があります。
高校卒業程度認定の難易度はそれほど高くない
高卒認定を取りたいと考えている人にとって、心配な点が「難易度」だと思います。何を隠そう、僕もものすごく高い学力が必要だと思っていました。しかし実際に受験してみると、そのイメージはなくなりました。
なぜなら、高校卒業程度認定の試験に求められる学力は高校1年生程度だからです。数学などは中学生の学習範囲の延長線上でした。国語もそれほど難しい文法が出るわけでもなく、世界史の範囲もそれほど広くありません。
ただ、僕は英語が苦手だったので、なかなか勉強がはかどらなくて苦戦しました。どの分野が得意不得意は個人差があるかもしれませんが、全体的な難易度としてはそれほど高くないのが現実です。
事実、僕が受験を決めたのは12月ごろで勉強を始めたのが4月ごろ、試験は8月。数ヶ月で合ラインに達することができました。もちろん通っていた通信制の学校の先生の教え方がうまかったこともあります。
ですので、最短で合格したいのなら通信制の学校に行くことを強くおすすめします。費用はかかりますが、長い人生のトータルコストでみると圧倒的に得るものが多いことは間違いありません。
高校卒業程度認定の資格が取れると人生の選択肢が増える
僕自身、高校卒業程度認定の資格を取得したことで、人生の選択肢が増え、何より自分に自信がつきました。例えば、それまでは肉体労働した就職先の選択肢がありませんでしたが、色々な分野に挑戦していこうという礎になっています。
もちろん、その先に大学受験という選択肢もありますし、自分の行きたい大学を受験する権利も得られます。大学に行くと、これまで自分の知らなかった世界が広がることでしょう。知識もたくさん得られます。
何より高校卒業程度認定の受験をすることで、自分が「勉強できる」という自信につながります。受験する期間は長い人生の中で見ると短いですが、資格はそのあとずっと自分に対して恩恵を与え続けてくれます。
「中卒「と「高卒」では本当に働き先の選択肢の数が星の数ほど違います。つまり、自分の人生で出会う人も仕事も増えるということで、人生トータルで豊かになれます。
あなたも、高校卒業の資格が欲しいと思っているけど、なかなか前に踏み出せないと感じているのなら、まずは通信制の学校の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか?
大きな成功は小さな一歩からはじまります。
ズバット通信制高校比較
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