【初心者向け】現役WEBライターから学ぶ『失敗例5選』

「WEBライターを始めたいけれど失敗が怖い…」

「初心者WEBライターはどんなことに気をつけたらいいの?」

上記のようなお悩みのかた向けに、本記事では初心者WEBライターが陥りがちな失敗例5選をご紹介します。

すべて現役で活動するWEBライターの僕の初心者の頃の実体験に基づいています。

結構リアルな話なので、これからWEBライターを始める人は参考にしてください。

では早速、僕が詐欺案件に引っ掛かった話からいきましょう。

1.ランサーズ詐欺案件にひっかかる

ランサーズなどのクラウドソーシング はWEBライターにとって仕事を探す貴重なプラットフォームですが、実は詐欺案件もたくさんあります。

今では、慣れてきたのですぐに怪しい案件はわかるようなりましたが、当初はよく引っ掛かっていました。

例えば、テストライティング は文字単価0.2円で募集して、通過したら「文字単価1円〜実力次第で高単価可能」みたいな案件がよくあるのですが、最初は甘い言葉に釣られてよく応募していました。

この手の案件は、安いテストライティング で記事を集めて本採用はしないという、結構巧妙なやり方です。規約上も違反ではないので。

ランサーズやクラウドワークスでは、クライアントの発注率を見れることを知ってから、必ずそこは確認するようにしています。

あとは、めちゃくちゃ良い条件でメッセージしたら、すごく馬鹿にしたようなメッセージが返ってきたり、「こいつダメなやつ」みたいな烙印を押されたこともありました(ランサーズ に報告しました)。

皆んなが気持ちよく仕事できる場が理想ですが、残念ながらこういった悪質なクライアントもいるのです。

特に低単価の案件や、テストライティング が無料の案件はそもそも予算のないクライアントなので、十分に気を付けるようにしてください。


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2.コピペチェック率をクリアできない

WEBコンテンツは基本的にコピーコンテンツはNGです。Googleが厳しい判定を行なっていて、コピペ率が高いコンテンツはペナルティの対象となり、検索圏外に飛ばされたり、最悪の場合はアカウント停止になったりします。

ですので、コピー率にはWEBライターはいつも注意しなければいけません。そこで、コピー率をチェックするツールを使って指定のコピー率を下回るようにとクライアントから指示があることがあります。

実際には、しっかりとリサーチして自分の言葉でライティングすればコピーコンテンツにはならないのですが初心者のうちは難しいです。

初心者の時にあるクライアントからコピー率を30%以内に下回るようにと指示の依頼がありました。

記事を執筆してコピー率を判定すると35%とかなんです。

その後、言葉を変えたり削除したりしていると、今度は逆にコピー率が高くなって袋小路に迷いこんだことがありました。

これがなかなか地獄の作業で、自分が一生懸命書いた文章を削りまくって、単語の類語を探してはコピー率をチェックするという無限ループです。

最終的に、コピー率はクリアしましたが中身スカスカの記事が出来上がりました。

後から調べてみると、無料のコピペツールは精度が低く、その度にコピペ率が上がったり下がったりするみたいでした。

そのため、クライアントに有料のコピペツールの導入を提案しましたが、却下されたためそのクライアントとは縁を切りました。

その後、コピペ率の指示がある案件は受注していません。

しっかりとリサーチして、ライティングすれば自然とコピーコンテンツにはならないので、コピペ率にビクビクしながらライティングするよりも自信を持って作業してくださいね。

3.無料のテストライティング で泣く

先にも少し触れましたが、これも泣くんです。

クラウドソーシング に登録すると、よくスカウトメールが来ます。高単価の案件で飛びついてよくよく内容を見てみるとテストライティング は無料とか。

indeedの募集とかでもよくありますね。

最初は夢見て、テスト1,000文字とか2,000文字とか、「あり得ないだろ」みたいな量の課題を書いていました。その挙句、不採用の通知を受けた時のやるせなさといったら言葉になりません。

ほとんどのクライアントが不採用の理由を教えてさえくれないので、本当にただの時間と労力の無駄みたいになります。

捉えようによっては、自分の実力不足として今後の成長材料ともできるのですが理由がわからないと改善点もわかりません…

その結果、僕は無料のテストライティング の案件には一切手を出さないことを決めています。

そもそもブラックな案件率が高いし、テストライティングに報酬を払えないような案件は、はじめから予算を確保できていないクライアントです。

運良く、受かることもありますが、皆んな良い条件に惹かれて応募が殺到するので倍率もかなり高いと考えていた方がいいですね。

結論として、コツコツ自分の実績を磨いて、提案していくことが案件受注の1番の近道です。



4.低価格の案件で消耗する

WEBライターを始めたての頃はなかなか自信が持てないものです。

例えば「自分なんかの文章でお金をもらっていいのだろうか…」みたいな心理ブロックとか。

僕も例外なくこのブロックがかかっていて、最初の頃は低単価の案件ばかりを受注していました。

結論から先にいうと、低単価の案件は絶対におすすめしません。

なぜなら、低単価の方が簡単だったり、初心者向けのような気がしますが、そこがだからです。

WEBライターを続けているとわかることですが、低単価で鬼のように修正が来ることがあれば、高単価で全く修正が来ないこともよくあります。

むしろ、その傾向は強いのではと感じています。

具体的に理由を説明すると、単に低単価で募集する受注者は予算がないから低単価で初心者歓迎を謳い文句にしています。低単価の予算の中で、やりくりするからもちろん記事に対する注文も多くなります。

逆に、予算に余裕のある受注者の場合は、心にも余裕があるのか、気にするのは納期くらいで、フィードバックも丁寧だったり、お金払いもいいです。

まさに「金持ち喧嘩せず」といった感じですね。

僕は最初の頃文字単価0.5円の案件に2ヶ月くらいかかりました。めちゃくちゃ修正多かったです。

その後受注した文字単価1円の案件は、あまりにサクサク進んだのでびっくりした思い出があります。

ですので、初心者ライターさんは「文字単価低い=難易度低い」とは捉えずに、最初から文字単価1円以上の案件を受注することをおすすめします。

5.書くのに時間がかかり過ぎる

最初の頃は1,000文字書くのに、何時間もかかっていました。

日記を書くのは速くても、指定の内容で記事を書くとなれば話は全然違います。

リサーチに慣れていないうちは、まず調べることに時間がかかります。その後、自分の言葉でまとめるのにさらに時間がかかる。

極め付けは、「これでいいのだろうか」という自問自答に時間を取られます。

慣れてくれば、リサーチ含めて数時間でひと記事書けるようになりますが、それまでは結構大変かもしれません。

ただ、数記事受注して1ヶ月もやると、すぐに執筆スピードは速くなります。リサーチもコツを掴めばすぐに終わります。

正直、執筆スピードを上げるのに裏技というものはなく、量をこなすしかありません。

逆に言えば、誰でも量をこなすと執筆スピードが上がるということです。

WEBライターの仕事は結構平等ですし、文章力もすぐに上がります。

比較的コスパの高い仕事であることは間違いありませんので、最初のうちはひと記事書くのに時間がかかっても、諦めずにがんばってください。

そもそも、タイピングが遅いという問題は無料でタイピング練習ができるサイトたくさんあるので、そちらで練習をどうぞ。

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まとめ

初心者WEBライターの失敗例5選をご紹介しました。

どれも僕自身がWEBライターを始めた頃に経験した実体験です。

失敗を経験したから、今は勘で危ない案件だったり、怪しいクライアントだったりの見分けがつくようになりました。

ただ、こういった案件は初心者の内に体験した方がいいですが、結構メンタルやられます。

ですので、本記事で紹介した失敗例を参考に、初心者ライターさんは気をつけるようにしてください。

WEBライターは素晴らしい仕事です。

悪い面もあればたくさん良い面もありますので。失敗しても調整し続けましょう。

行動し続ける限り、失敗はありません。

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kohei okasuji
オンラインコンテンツの価値を10倍にするデジタルマーケターです。 サラリーマンから脱サラして、フリーのWEBライターに転身しました。 自由を手にすることができたライティングスキルを発信するためにオンライン講師としても活動。 オンラインコンテンツを世の中に広めるためにマーケティングも身につけ、クライアントワークでは2億円以上の売り上げに貢献。 趣味は楽器演奏、読書、筋トレ。 プロテインはチョコレート風味派です。