今日から出来る効果的なアウトプット!仕組みと方法を徹底解説!

あなたはアウトプットしていますか?

アウトプットとは人に話す、書く、行動するなど、何かしらの動作を伴う事です。本で学んだ知識などもただ単に読むだけでは身につきません。この記事では効率的なアウトプット方法についてお話しします!

アウトプットとは何か?

まずはアウトプットとは何かを説明していきます。アウトプットとはインプットで得た情報を、

  • 話す
  • 書く
  • 行動する

というアクションを起こして、情報を外界に出して行き、現実を変えていく事です。

インプットとアウトプットは表裏一体。特にアウトプットはとても大切で、大きなウェイトを占めています。

記憶の仕組み

例えば本などは読むだけでは勉強にはなりません。

本を読む→情報を使わない→忘れる

というサイクルなので、ただ読むだけでは記憶に残らないのです。

記憶に残る読書術は

本を読む→アウトプット→情報を使う→記憶に残る

アウトプットする事でしか情報は記憶に残りません。アウトプットこそ勉強です。学校の勉強や資格試験などもテキスト中心の勉強法ではなくアウトプット中心に勉強しましょう。

アウトプットとは運動

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アウトプットはよく運動に例えられます。実際にアウトプットすることは「運動神経」を使っているので脳を刺激する行為です。

具体的には

  • 話す、書く→アウトプット→運動→勉強
  • 聞く、読む→インプット→運動していない→勉強になっていない

試験を受ける時のテキストを読むは、インプット問題を解くがアウトプットです。

ちなみにインプット、アウトプットの黄金比率は3:7と言われています。

インプット1に対して2倍以上はアウトプットするように心がけましょう。

書きなぐりアウトプット法

アウトプットの中でも特にオススメの方法が「書く」ことです。PCやスマホなどのデジタルを使うよりも紙やノートに書き込むことをオススメします。

なぜ、手で書いた方が良いのかというと、手を動かす事で脳が活発に使われるので書いたことが記憶に残りやすいのです。「書く」という行為は複雑な作業なので、脳にも良いのです。アウトプットするときは「手で書く」習慣を身につけると良いですね。

脳が記憶する仕組み

ここで脳はどうやって情報記憶するのかを解説します。

脳には海馬という記憶の保管場所と呼ばれる部位があります。その海馬に情報がインプットされると2〜4週間、情報が保管されます。この期間内に情報が使われないと脳はその情報を不要なものと判断し、記憶から消去します。PCのゴミ箱のようなものですね。

海馬に情報がインプットされている2〜4週間以内にその情報を3回以上使うと脳は必要な情報だと認識し海馬から側頭葉と呼ばれる部位に情報を移行します。側頭葉は記憶の金庫と呼ばれています。この情報は半永久的に脳に記憶されるのです。

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テストを受けてアウトプットする

最近の研究でテストを受けると記憶が定着するという報告があります。テストを受ければ受けるほど脳に良いということが証明されたのです。

テストを受けると模擬試験や問題集を受けます。その際に答えを間違えることがあります。この「間違え」が記憶に残してくれるのです。間違えることで、「間違えてしまった!」という記憶が残るのでその問題が記憶に残りやすくなります。その際、復習は直後が効果的です。

本番前にたくさん間違えることで、どんどん記憶に定着していきます。

気付きを書き留める

大人の勉強は子供の勉強と目的が大きく異なります。子供の勉強は授業を受けて良い点数を取ることが目的ですが、大人の勉強の目的は「気付き」を得ることです。

気付きを得ることで以下のような変化があります。

  1. 行動が変わる
  2. 習慣が変わる
  3. 自己成長する

本を一冊読む、映画を一本見る時なども「気付き」を得ることでその後が大きく変わります。

この気付きですが、「花火」によく例えられます。気付いた時は脳の細胞が一瞬発火したような状態になります。しかし花火のようにそれは一瞬で次の瞬間には消えてしまします。例えば夢も同じようなものです。目が覚めてすぐは鮮明に内容を覚えていますが午後を過ぎると夢の内容を覚えていないことでしょう。

ですので、「気付き」を得た時はその一瞬を見逃さないようにメモを取るなどの習慣を身につけましょう。

最近ではスマホにメモ機能などがついているので、うまく活用していくと良いでしょう。

SNSにアウトプット

最近ではほとんどの人が何かしらのSNSやブログを活用しています。SNSを使って気付きをアウトプットするのも良い方法です。

大半のSNSは不特定多数の人の目に投稿を晒されることになります。そうすることで緊張感が生まれ、変なことが書けなくなります。結果的にアウトプットの質が上がることになります。

教える

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アウトプットの中でも上級になりますが教えるという行為はとても良いアウトプット法です。ロンドン大学の研究では2つの学生グループを

  1. 「テストをします」
  2. 「人に教えてもらいます」

のグループに分けて数日後テストを行いました。結果は圧倒的に「人に教えてもらいます」の課題を言い渡されたグループの方が高い点数を出しました。

何も学校の先生ではなくても教えることは身近なところでもできます。

次の教える4ステップをご紹介します

  1. 友人知人に教える
  2. 朝礼、プレゼンで教える
  3. 勉強会、試験で教える
  4. 講演会、セミナー講師をやる

数字が大きくなるにつれて難易度が上がりますが、昨日見た映画や本の内容を友人、知人などに教えるなどは明日からでも出来るアウトプット法ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今日から出来る効果的なアウトプット法についてお話ししてきました。

アウトプットは身近なことからすぐに実行できます。

例えば「遊び」での「気付き」もアウトプットすることで勉強に変えることができます。

  • 旅行
  • 映画
  • グルメ
  • テレビ
  • ゲームスポーツ
  • etc……

何でもよいので得た気付きをアウトプットすれば今日からあなたもアウトプットの達人です。行動に移してどんどん自己成長していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考文献:樺沢紫苑「アウトプット大全」

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