WEBライターの仕事はとても幅広いです。
様々なカテゴリーが存在し、各方面で活躍しているWEBライターがたくさんいます。
その中で、自分に合った仕事を見つけることが成功するWEBライターへの近道です。
本記事ではWEBライターの仕事をカテゴリー別に紹介します。
さらに、タイプ別に選ぶべき仕事や収入の目安、勤務先なども解説します。
- カテゴリー別のWEBライターの仕事内容
- 自分にあったWEBライターの働き方
- WEBライターの収入の目安と勤務先
Contents
WEBライターのカテゴリー別仕事内容8選
1.SEOライター
一番メジャーなWEBライターの仕事です。主にWEBメデイアで、検索上位に表示される記事を書きます。
文字単価の目安は@1円〜
基本的にクライアントワーク中心の仕事で、クラウドソーシング などで仕事を受注します。
SEOで検索上位に表示させる記事を書けるライターはWEBメディアからも重宝され評価も高まりますので、単価も上がります。
大手メディアでは文字単価@5~6円で書いている人もいます。そういった人は受注記事だけで月に40~60万円くらい稼いでいたりします。
中でもSEOライターで稼ぎやすい分野は
金融系ライター、不動産ライター、士業系ライター、医療系ライターです。
健康やお金に関するジャンルは需要も高く、グーグルもSEOに力を入れている分野ですので、検索上位を狙える記事はそれだけ需要も高いです。
SEOライターで活躍するためには、やはり最低限のSEOの知識が必要です。
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2.コピーライター
広告の文章を作成したり、商品のキャッチコピー 、ホームページの文章、チラシ、DMの文章などを考案するお仕事です。
有名なところが、博報堂や電通です。基本的に会社に勤めながらコピーライターをする人が多く、現在活躍されている人はほとんどが有名広告代理店から独立した人です。
有名なコピーライターでは『伝え方が9割』著者の佐々木圭一さんや、『ほぼ日刊イトイ新聞』の糸井重里さんが挙げられます。
また、インターネットで有名なコピーライターを検索すると、ほとんどのコピーライターさんが宣伝会議のコピーライターコースの受講生や関係者です。
必ずスクールに通ったり、広告代理店に勤めないとコピーライターになれないというわけではありませんが、人脈やコネクションがあったほうが活動しやすい業界なことは間違いありません。
収入の目安はフリーランスで年収300~400万円、大手広告代理店に務める場合は500~700万円、中小企業の広告代理店の場合で400~500万円が目安です。
- START YOUR IMPOSSIBLE ”トヨタ自動車”
- NO MUSIC NO LIFE ”タワーレコード”
- キミが、感動のタネになる。 ”電通”
- 明日の空へ、日本の翼 ”日本航空”
- ドトール、のち、はれやか ”株式会社ドトールコーヒー”
3.セールスライター
商品やサービスを売り込む文章を書くお仕事です。主な内容はランディングページの作成や、メルマガ、DMの制作などです。
セールスライターはただ説明文や紹介文を書くだけでなく、実際にユーザーに購買行動を促す文章を作成する必要がありますので、セールスライティングの知識が必須です。
日本ではPASONAの法則を提唱した神田昌典さんが有名です
海外ではダン・ケネディが有名です。
年収の目安は300~1,000万円くらい。
セールスライターの仕事は、売上の何%が報酬という成果報酬型の場合が多いので、成功している人は数1,000万円稼ぐ人もいます。
4.動画ライター
YouTubeの台本を作成するお仕事です。これから動画の需要はさらに伸び続けますので、動画ライターの需要は高まっていくことが予想されます。
動画の時代が来ても、そのスクリプト(台本)は結局文章ですので、ライターの需要が無くなることはありません。
現在(2020年5月時点)で多い仕事は漫画風のYouTubeのシナリオ作成の仕事です。
5~10分のストーリーを作成する能力が求められます。
報酬の目安は文字単価@1円〜3円くらい。
ただし、動画の再生回数が伸びて、チャンネルの広告収入が増えると、ライターの単価も上がっていきます。
また、すでにアップされたYouTuberの動画の文字起こしをする仕事もあります。ほとんどのYouTuberがブログに記事をアップする時間がないので、その代行をします。
文字単価は@2円〜
人気YouTuberの仕事を受注できれば、もっと上の報酬も可能です。
5.取材ライター
WEBメデイアの記事や雑誌の記事作成のためにお店や企業、人に取材を行うお仕事です。リモートでインタビューを行う方法もありますが、大半は現地に足を運び、取材を行う方法です。
必要なスキルは企画立案力や、傾聴力、文字起こしを行うための集中力と忍耐力です。
取材ライターにはICレコーダーも必須です。
家でこもって作業をするよりも、外に出ていろんな人と関わりながら仕事をしたいという人におすすめです。
報酬の目安はひと記事5,000円〜30,000円くらい。
取材ライターの特権として一般人が立ち入れないプレリリースの会見に立ち会えたり、記者会見に参加できたり、色々な人にインタビューできるという点です。
登録しておくと、取材ライターの募集があるサイト▼
6.書籍(ブック)ライター
紙の書籍の執筆をしたり、Kindleなどの電子書籍の執筆をしたりするお仕事です。誰かの代筆をする場合は世間属に『ゴーストライター』と呼ばれたりもします。
世の中で出版されている書籍のほとんどがライターが書いたもので、忙しい経営者さんや有名人にインタビューした内容を文字起こしして本に生成します。
収入は本の売れ行きによっても異なりますが、平均的に1冊数10万円前後。
売れっ子の書籍ライターになると1,000万円以上稼ぐ人もいます。
7.コラムライター
ニュース記事や、メデイアで読み物を書くお仕事です。有名どころではYahooや、NewsPicks、東洋オンライン、アゴラなど。
エッセイストや新聞記者もこの中に含まれます。
それなりの見識や、メデイアと繋る必要があります。
意外とチャンスは多く、問い合わせてみると執筆機会をもらえることもありますが、そこからは実力次第。
収入は企業に勤める場合は平均800万円くらい。フリーの場合は本当に実力の世界です。
8.テクニカルライター
製品の取扱い説明書を書いたり、技術的な文章を翻訳したりするお仕事です。
製品の技術に関する幅広い知識や、高い英語力が求められます。
家電製品や電子機器のマニュアルは誰にでもわかりやすく機能を説明する文章力も必要です。
テクニカルライターになるためには、企業に就職するか業務委託で引き受けるかになります。
情報処理関連系の資格やTOEICスコア、実務経験があると案件を獲得しやすいでしょう。
収入の目安は大体200~500万円前後です。
スキル次第ではもっと高収入も狙えます。
自分にあったWEBライターの働き方
『WEBライター』と一括りにされていますが、そのカテゴリーはたくさんあります。
ですので、その中で自分に合った職種を選ぶことが大切です。
下記の図はカテゴリー別WEBライターのグラフです。
とりあえず、在宅で仕事をしたいという人はSEOライターがおすすめですし、今後を見据えて働くなら、今後も需要が伸びると予想される動画ライターがおすすめです。
SEOライターは自分の得意な分野は稼ぎやすいですし、動画ライターも自分の話を作ることが好き人に向いています。
また、将来的にも安定して働きたいならコピーライティングをしっかり学んで広告代理店に就職するという方法があります。
セールスライター、書籍ライターは案件獲得までが大変ですが、人脈を構築したり、営業が得意だったりするは高収入を狙えます。
普段からニュースが好きで、色々な切り口で物事を見れる人はコラムライターに向いているでしょう。
アウトドア派で、人と会うことが好きな人は楽しく取材をできるでしょうし、家電や電化製品に詳しい人はテクニカルライターがおすすめです。
どれかひとつに絞って仕事をしてもいいですし、いろいろやりながら文章力に磨きをかけていく働き方もなかなか楽しいものです。
僕のおすすめは色々なジャンルに挑戦して、得意なカテゴリを伸ばしていくというやり方。まずはやっていみるという姿勢が大事です。
失敗はありませんし、その過程も他の仕事に必ず生きてきます。
どこでどう働くか
WEBライターには色々な働き方があります。
代表的な働き方は以下のとおり
- 副業ライターor専業ライター
- フリーライターor専属ライター
自分の仕事を持ちながら副業ライターとして働いている人もたくさんいます。WEBライターは比較的、収入が得やすく時間の融通も効くので副業として働きやすいです。
いきなり専業ライターとして働くという道もありますが、まずは副業ライターとして活動を始めて、収入と案件数が安定してきたら専業ライターとして独立をおすすめします。なぜならリスクが少ないからです。
また、WEBライターになったとしてどこから仕事を得るかという問題もあります。大きくは次の2つ。
- 色々な案件をこなしながらフリーライターとして活動する
- 大手メデイアに在籍して、専属で記事を書く
フリーライターは色々と仕事ができますし、仕事も選べますが、不安定という面があります。
逆に専属ライターは安定して仕事を得られますが、そのメディアでしが記事を書くことができません。
どちらが良いかは、タイミングなども含めて人それぞれなので、自分に合った働き方を見つけてください。
WEBライターの収入の目安
WEBライターの収入は本当にピンキリで、1文字0.02円で記事を書く人から1文字30円以上で書く人もいるので、稼いでいる人と稼いでいない人との差がとても大きい職種と言えます。
先にも紹介しましたが、ここでは改めてカテゴリーごとに収入の目安をまとめました。
カテゴリー | 目安年収 |
SEOライター | 副業の場合 30~120万円
専業の場合 100~500万円 |
コピーライター | フリーランス 300~400万円
大手広告代理店勤務 500~700万円 中小の広告代理店 400~500万円 |
セールスライター | 300~1,000万 |
動画ライター | 専属の場合 200~300万 |
取材ライター | ひと記事 5,000円〜30,000円
(スキルや媒体によってそれ以上も可能) |
書籍(ブック)ライター | 1冊数10万円前後 |
コラムライター | 専属ライターの場合 800万円前後 |
テクニカルライター200~500万円 | 200~500万円 |
上記の表はあくまで目安です。仕事量や個人の力量により変動します。
まとめ
WEBライターとはインターネット上で文章を書き、お金をもらうお仕事です。そのため、インターネット旺盛の今の時代にはたくさんのカテゴリーの仕事が存在します。
巷では動画の時代がやってきて、ライターの需要が減ると噂されたりしていますが、動画の台本も結局文章ですので、ライターの需要が減ることがまずありません。
ただ、時代の変化に合わせて臨機応変に情報収集して対応する姿勢は必要です。
それはどの仕事でも同じですね。
本記事で紹介したカトゴリー別に仕事を参考にぜひ自分にあったWEBライターとしての働き方を見つけてください。